赤ちゃんと旅行に行きたいものの、宿選びが難しい・・と感じることは多いですよね。
筆者も8ヶ月の我が子と初めて遠方への旅行を決めた際、宿選びには苦労しました。
赤ちゃん歓迎の「ウェルカムベビー」認定の宿もありますが、まだまだ数は少ない・・。
そして赤ちゃんがいるから部屋食、部屋風呂が良いけど高額になってしまう・・。
その結果、悩んだ末に民泊を選んだ筆者ですが、これが大正解!!
子ども連れのストレスをほぼ感じず、快適なステイをすることができました。
本記事では、なぜ民泊をオススメするか、体験談をもとに紹介します。
民泊とは?
民泊制度ポータルサイトの「minpaku」(https://www.mlit.go.jp/kankocho/minpaku/index.html)によると、
民泊とは、”住宅(戸建住宅やマンションなどの共同住宅等)の全部又は一部を活用して、旅行者等に宿泊サービスを提供すること”です。
近年急速に民泊ビジネスが増加しているため、昔のイメージで「民泊=古民家に泊まる」と思われる人もいるかもしれませんが、
古民家だけではなく一軒家やアパート、マンションの一室など、一般の住居に泊まることができる制度です。
有名な民泊マッチングサービス”Airbnb”(通称「エアビー」)は聞いたことがある方が多いかもしれません。
筆者は子供が生まれる前から「エアビー」を使用して国内や海外旅行をしたことがありましたが、
「赤ちゃん連れこそ使える!」と今回実感したので、おすすめポイントを以下に記載します。
おすすめポイント①キッチンが付いている
民泊の1番のメリットはやっぱりキッチン!
旅館やホテルではキッチン付きのお部屋はなかなかないと思います。
旅先では赤ちゃん連れで外食はしづらいので、部屋で食事ができると快適です。
キッチンが付いていれば料理をすることもできるし、必要に応じて離乳食を作ることも可能です。
特に3泊以上など比較的長期で泊まる際には、外食だけでは飽きてしまうことも多いので、キッチン付きの民泊がおすすめです。
また、海外旅行でも日本食が恋しくなった際に簡単に宿で料理できるといいですよね。
おすすめポイント②洗濯機(&乾燥機)が付いている
洗濯も赤ちゃん連れ旅行で考慮すべきポイントです。
いくら多めに着替えを持って行っても、おしっこ・うんち漏れや汗、食べこぼしなど、
とにかく服が汚れるのが赤ちゃんです。
そして旅先で洗濯しなかったとしても、自宅に帰ってから大量の洗濯をしなければならないと考えると嫌気がさしますよね。。(笑)
民泊では洗濯機が付いているお部屋が多いので、好きな時に洗濯をすることが可能です。
また、乾燥機が付いている部屋を選べば、夜寝ている間に乾燥まで終わらせられるので便利!
旅先で洗濯ができるという前提であれば、大人も子供も荷物を減らすことが可能です。
筆者は3泊の旅でしたが2度洗濯を回すことができ、自宅では洗濯物の山に追われることもなく、
これが想像以上にとっても気持ちがよかったです!
おすすめポイント③子供を床で遊ばせられる
筆者は8ヶ月のハイハイ期の赤ちゃん連れ旅行だったので、
「宿でなるべくのびのびとハイハイして遊ばせてあげたい!」という思いがありました。
ホテルは土足なことも多く、床でハイハイさせるのはちょっと抵抗がありますよね。。
ベッドが大半を占め、部屋が狭いことも多いかと思います。
筆者は部屋選びの際に、なるべく床の面積が広く、
安心に遊ばせられる部屋(家具に触ったりつかまり立ちをして危険がない、段差が少ないetc.)を選びました。
その結果、安心して床でのびのびと遊ばせることができ、子供も楽しそうにハイハイでお部屋を探検していました。
赤ちゃんは早起きなので外出するまで時間がたっぷりあり、
その間も親はゆっくり朝ごはんを食べながら、子供を床で遊ばせておく・・と良い時間を過ごせてよかったです。
おすすめポイント④赤ちゃん向け宿もある
民泊の中には、赤ちゃん連れの宿泊に特化した宿もあります。
実際に筆者が泊まった宿は子供大歓迎の一戸建てで、
ベビーゲート、ベビーバス、ベビーチェア、ベビー布団などなど・・
必要なベビー用品が本当にすべて備わった宿でした。
オムツやおしりふき、ベビーフードも、連絡すれば有料で備えてもらえるという至れり尽くせり・・
さらに自由に遊べるおもちゃもたくさんあり、子供も興奮して楽しそうに過ごしていました。
赤ちゃん連れは荷物が多くなることが避けられませんが、
このような宿を選ぶことができれば、荷物も必要最小限にとどめることが可能です。
「ここなら何泊でもしたい!」と思えるとっても素敵で快適な宿に泊まることができました。
ただこういった宿は人気なので、繁忙期は特になるべく早めに予約することをオススメします。
おすすめポイント⑤アーリーチェックインなどの融通が利くことがある
ホテルや旅館ではチェックイン・アウトの規定が厳しいですが、民泊では交渉次第でアーリーチェックイン・レイトチェックアウトをすることが可能です。
子連れでは移動も一苦労。
子供と重い荷物とともに外で時間を過ごすのは本当に大変ですよね。
「旅先に着いたらとりあえず宿で一息つきたい・・」ということも多いかと思います。
筆者は実際に宿のホストと交渉をしてみたところ、
宿泊当日の朝に「準備が整っているのでいつでも部屋に入っていいですよ」と連絡をいただき感動!
これは本当にホスト次第ですが、気軽に交渉ができることも民泊のメリットです。
筆者は初めての赤ちゃん連れフライトだったので、すぐに宿にチェックインできたことは本当に助かりました。
赤ちゃん連れ飛行機のポイントは以下の記事にまとめましたので、参考にどうぞ。
おすすめポイント⑥ホテルや旅館に比べて安価に泊まれる
民泊は個人が管理していることも多いため、宿泊代はホテルや旅館に比べて低めに設定されていることが多いです。
その分スタッフが常駐していないことがほとんどで、その場合チェックインやアウトも宿泊者がセルフでできます。
ホテルのようなサービスは受けられず基本的に素泊まりとなりますが、
宿泊代が急速に上がっている昨今、少しでも宿にかけるお金を減らしたい!という方は多いかと思います。
筆者の場合、運よくオープン間もない宿を見つけ、その分さらに安価な料金設定となっていました。
おおよその概算ですが、ホテルで素泊まりするよりも少なくとも30%は安く泊まれたのでは、と思います。
まとめ
エアビー宿泊の体験談をもとに、赤ちゃん連れで民泊に泊まるべきおすすめポイントを紹介しました。
「赤ちゃん連れ旅行は大変だからやめておこう・・」という考えにもなりがちですが、
旅行が趣味である筆者は、子供を理由に旅行を諦めたくなく、様々なことを対策して3泊の旅行に臨みました。
結果、赤ちゃん連れの旅行が成功すると親としてのスキルがアップしたような、
ただの旅行では経験できない達成感を味わうことができました(笑)
対策のおかげで、旅行中のストレスもほぼありませんでした!
本記事が「赤ちゃん連れでも旅行をしたい」と筆者と同じような思いを持つ方の参考になれば幸いです。
旅先で赤ちゃんとの素敵な思い出を作れますように!
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