「お宮参りとお食い初めって同時にできるの?」
「1日に詰め込むのは大変?」
と、調べてみてもいろいろなパターンがあり、初めてではイメージしづらいですよね。
本記事ではお宮参りとお食い初めを同日に行った我が家のスケジュールを公開します。
時間が限られていた事情もあり、両方あわせて3時間程度で済ませました!
なるべく短時間で済ませたい!という方にとっても参考になれば幸いです。
お宮参りとは?
「初宮参り」「初宮詣(はつみやもうで)」「産土神(うぶすなかみ)参り」などと呼ばれることもあるお宮参り。
その土地に宿る神様(氏神神社)に参拝し、無事に出産したことへの感謝や赤ちゃんの健やかな成長を祈願するのがお宮参りの目的です。
なお、参拝だけでなくご祈祷もお願いするのが一般的です。
お宮参りを行う時期について、一般的には「男の子は生後31、32日目」、「女の子は32、33日目」とされています。
ただしその土地の風習によって変わるため、
日程にこだわってお参りしたい場合には神社のHPなどを確認してみるとよいでしょう。
お食い初めとは?
お食い初めとは、赤ちゃんの生後100日をお祝いするための伝統行事のこと。
「生まれて100日たったことへの感謝」と「こどもが一生食べ物に困らないように」という願いを込めて行うお祝いの儀式です。
一般的には「祝い膳」を用意しますが、生後100日頃の赤ちゃんはまだ固形物を食べることができないため、
ご家族がお箸を使って赤ちゃんの口元に料理を運び、食べさせるまねだけをします。
お食い初めに出す献立(メニュー)は、鯛、赤飯、お吸い物、煮物、香の物を用意します。
さらに、「丈夫な歯が生えますように」という願いを込めて「歯固め石」を用意するのも一般的です。
歯固め石はお宮参りの際に神社でもらえることもあります。
なぜ同日にすることになった?
我が家は「お宮参り」と「お食い初め」を同日に行いましたが、1番の理由は猛暑です。
息子が生まれたのが7月初旬だったため、お宮参りをすべき生後31日頃は8月の猛暑まっさかり。
住んでいる地域がとても暑い地域だったため、危険な暑さが続く毎日でした。
家族と相談し、「生後間もない赤ちゃんを猛暑にさらすのは危険なため、暑さが落ち着く頃にお宮参りに行こう」ということになりました。
そしてちょうど暑さが落ち着く10月には生後100日を迎えます。
両家にとって初孫だったため、祖父母も招待することになり、
「だったらお宮参りとお食い初めを同じ日にやってしまおう!」と決めました。
両家の祖父母と日程調整をした結果、生後94日で行うことになりました。
事前準備
母方の祖父母は遠方から日帰りで来ることになり、事情により3時間程度で両方済ませないといけないことに・・!
短い時間ですが、まだ外出に慣れない赤ちゃんにとっても短時間で済ませるのは安心だと思いました。
時間を考慮しつつ事前の準備を行いました。
- お宮参りのご祈祷予約
安産祈願も行った自宅近所の神社(子宝祈願で有名)でご祈祷の予約をしました。
神社のHPで確認したところご祈祷の時間は20分ほどとのこと。
時間が限られている中でも許容できる長さで助かりました。
開始時間は9:00~16:00で選ぶことができ、30分ごとに予約の枠がありました。
祈祷料は5000円、7000円、1万円から選び、それぞれ授与品が異なります。
我が家は5000円を選びました。
- お食い初めの予約(お店)
お食い初めの儀式は自宅で行う方法とお店で行う方法がありますが、
自宅は祖父母が集合できるほど広くないため、お店で行うことにしました。
お宮参りの神社からなるべく近くのお店でお食い初めが予約できるところを探しました。
お店を探すうえで重視したのは、
①個室がある ②料理がおいしい ③大人の料理の値段設定が高すぎない の3点でした。
お食い初めのできるお店はあまり多くないため、
この3点をクリアできるお店を見つけるのは少し難航しました。。
が、神社から車で15分ほどのところにお手頃な値段設定でお食い初めのできる和食ダイニングを発見!
お食い初め膳は5,170円と少し高めでしたが、大人の料理は3,300円(1人あたり)のコースがあり、比較的お手頃でした。
- 服装
まず赤ちゃんの服装は、フォーマルなカバーオール(蝶ネクタイのついた白いベビードレス)にしました。
これは出産の際の退院着にも着たもので、お宮参りやお食い初めにも使えるだろうと思って購入していました。
お宮参りの時に一般的に着用される産着(うぶぎ)(祝い着・掛け着(かけぎ)ともいう)は用意しませんでした。
両親・祖父母はセミフォーマルな服装に統一しました。
私たち夫婦はあまり堅苦しい感じが好きではないため、
スーツではなくジャケットにシャツという程度の服装にし、祖父母にも雰囲気をそろえてもらいました。
ただ、一般的には男性はスーツが1番多いと思います。
実際に神社で他のお宮参りの家族を見た際に父親はスーツ、母親はフォーマルなワンピース等、赤ちゃんは産着を着ている子が多かった印象でした。
意外と和装の方は見かけませんでした。
- 持ち物
外出時間は移動含めても4時間程度だったため、授乳は1回必要です。
赤ちゃん用にミルク・着替え・おむつ・抱っこ紐・大きめのタオル(お食い初めのお店で寝かせられるように)を持参しました。
大人用の特別な持ち物はありませんでした。
当日のスケジュール
お宮参り&お食い初めの当日のスケジュールを紹介します。
10:45 神社にてお宮参りのご祈祷受付、待機
11:00~11:20 ご祈祷
11:25~11:40 写真撮影 ※時間がなかったのでカメラマンなどにはお願いせず、家族のみで神社内で撮影会をしました。
11:45 神社を出発
12:00 お食い初めのお店に到着
12:10 授乳
12:30 赤ちゃんのお食い初め儀式
12:45 大人のお食事タイム
13:45 解散
このように、時間が限られていたため全部で3時間程度にまとめました!
ただ、結果としてお宮参りもお食い初めも忙しなかったため、3時間で両方はやはり少しきつかったかな・・という印象です(汗)
赤ちゃんは短時間の外出の方が負担は少なくて済みますが、
常に時間を気にしながら動いていたため、もう少しゆっくり味わった方が良かったな、と感じました。
かかった費用
お宮参り&お食い初めでかかった費用は以下の通りです。
赤ちゃんのセレモニードレス 2,000円
西松屋で約2,000円で購入しました。
サイズは50~60で、出産の退院着でも着用しました。
お宮参りのご祈祷料 5,000円
授与品は以下画像の通り、 神札(小)・お守・お食初めセット・御塩でした。
そして授与品とは別?に液体ミルク×3・スタジオアリス無料券もついていました!
時間がなくて撮影をカメラマンにお願いできなかったので、
後日スタジオアリスの無料券で100日祝いの撮影をしてもらえたのが嬉しかったです!

お食い初め 合計24,970円 (お食い初め膳5,170円+大人の料理3,300円×6名分)
お食い初めは以下画像の通り豪華なメニューでした!
儀式が終わった後は大人で分けて食べましたが、鯛を食べきれずに持ち帰りさせてもらいました。
(※持ち帰り可否はお店によって異なります)
大人のコース料理は1番安い価格のものを選びましたが、十分美味しく味わうことができました。
主役は赤ちゃんなので、大人の食事は豪華すぎなくてちょうどよかったです。

まとめ
お宮参りとお食い初めをまとめて同日に行った我が家のスケジュールや費用はこんな感じです。
事情により3時間ですべて済ませるというなかなかタイトなスケジュールでしたが、無事終えることができました。
和装をしたり、プロのカメラマンに撮影してもらったり、こだわる場合はそれなりに時間も費用も要しますので、
ご家族とどのようなお祝いにしたいかよく話し合って決めるのが良いかと思います。
なるべく短時間で簡単に済ませたい!という方は参考にしていただけたかと思いますが、
個人的にはもう少し時間のゆとりが欲しかったな、という印象でした。
お宮参りやお食い初めは赤ちゃんにとって生まれて初めてのイベント。
ご家族にとってよき日になることを願っています★
コメント