【体験談】国内へ2度のマタニティ旅行。時期や行き先など、気を付けたことは?

妊娠・出産

※本記事は妊娠中の旅行をお勧めする内容ではありません。不安がある方は旅行は控え、あくまでご自身で判断いただきますようお願いいたします。

妊娠中は旅行に行くのもためらいますが、子供が生まれたら簡単に旅行に行けなくなるし、

今後しばらく行けなくなる夫婦水入らずの2人旅をしたい!と考える方は多いと思います。

筆者は妊娠中に国内旅行に2回行きましたが(うち1回は飛行機移動)、

細心の注意を払い、極力リスクを避けられるよう考慮しました。

旅行好きな筆者は、少しでも不安を取り除きながら安心して楽しく旅行したいと考えました。

本記事では、どのようなことに注意して旅行をしたのかを紹介します。

妊娠中の旅行のタイミング

まずは旅行するタイミングを気を付けました。

筆者が旅行に行ったタイミングは、

①妊娠6カ月(20週)

②妊娠7か月(27週)

の2回で、どちらも妊娠中期でした。

体調が安定していて、かつ体も重すぎずに動きやすいことから、この時期の旅行にしました。

妊娠初期は流産のリスクも高い時期です。

さらにつわりのある人も多く、旅行に行っても食事が楽しめなかったり、思うように動けなかったりすることもあるかと思います。

そのような母体も赤ちゃんも不安定な時期に遠出をするのは避けました。

実際、筆者は妊娠発覚前に旅行の計画を立てていましたが、
妊娠初期だったため発覚後に旅行をキャンセルしました。

そして妊娠5カ月から安定期と呼ばれる時期に入りますが、筆者の場合、5カ月の時点でもつわりは終わりませんでした。。

ちょうど妊娠6カ月頃でようやく食事が楽しめるようになったので、その時点で旅行に行ったのは正解でした。

そして妊娠後期になると、お腹が大きくなり動くのもハードになります。

さらに臨月を避けたとしても、陣痛はいつ始まるか分かりません

そのような不安を感じながら旅行をすることも避けたかったので、
妊娠後期も旅行するにはふさわしくない時期と考えました。

妊娠中の旅先の選び方

筆者が旅先を選ぶ際の1番の条件は以下でした。

①かかりつけ産院から車で2時間以内 もしくは ②宿泊先の近くに病院が多い地域

これは旅先で万が一のことがあった際に、病院へアクセスしやすいためです。

例えば田舎の山奥や南の島など、旅行するのに魅力的な場所はたくさんありますが、

(特に筆者は自然豊かな地域に旅行することが好き)

妊娠した状態でそのような病院の少ない地域に行くのは不安に感じました。

そして関東済みの筆者が選んだ旅先は、

①群馬県みなかみ町(産院から車で2時間以内)

②香川県高松市(飛行機移動)

の2か所です。

みなかみ町は田舎ですが何かあれば自宅や産院に2時間で戻れる場所でした。

そして高松市は県庁所在地なので病院も多く、市街地のホテルに宿泊しました。

結果として、どちらの場所でも安心して楽しく旅行することができました。

マタニティ旅行の前にすべきこと

旅行するにあたって筆者は以下のポイントを事前に確認しました。

  • 担当医に確認

念のため、旅行しても問題ないか、妊婦検診で担当医に確認しました。

筆者の担当医は「旅行は自己責任でお願いします」という回答でした。

妊娠経過が良好な場合は医師によって回答内容は異なるかもしれません。

少しでも安心して旅行をしたい場合は担当医に相談し、アドバイスをもらうとよいでしょう。

※妊娠経過に何かしらの問題がある場合(切迫早産など)は、必ず医師に確認するようにしましょう。

  • 航空会社へ妊娠中であることを連絡

旅行の移動手段で飛行機を使う場合には、航空会社へその旨連絡をしておきましょう。

筆者の場合は航空券予約の際に妊娠しているかどうかを入力する欄があったため、入力して予約しました。

当日はチェックインカウンターや搭乗前、搭乗後などに、妊娠の週数や合併症の有無、当日の体調の確認をされました。

機内で何かあった際のために、妊婦であることを認識してもらうのはとても重要です。

確実に航空会社には伝達するようにしましょう。

  • 母子手帳を携帯

旅行先への持ち物で忘れてはいけないのは母子手帳です。

これは旅行に限らず外出する際には必ず携帯すべきものですが、もちろん旅行中もいつも携帯するようにしましょう。

急な体調不良や事故の際に、医療従事者などに妊娠経過を把握してもらうためには非常に重要なアイテムです。

また、マタニティマークも常に見えるところに携帯しましょう。

妊娠中の旅行先での過ごし方

旅行先では無理のないスケジュールを心掛けました。

早朝や深夜の活動は避け、旅先でリフレッシュしつつ妊娠中の体を休めることを目的にスケジュールを立てました。

みなかみ町では温泉宿に早めにチェックインし、部屋で外の景色を楽しみながらのんびりと過ごし、

温泉に何度か入り翌日のチェックアウトぎりぎりまで宿にこもり過ごしました

つわり明けの体には最適なプランで、食事も野菜中心の和食だったため妊娠中胃腸に優しかったです。

香川県高松市への旅行は、妊娠中でも1番体調も良く、体もまだそんなに重くない時期(お腹の大きさは個人差があるので、あくまで筆者の感覚)で、

少し活動的に過ごせました。

とはいっても昼頃~夕方をメインに観光し、朝晩はホテルで体を休めるようにしました。

妊娠中は激しいアクティビティを避け、ゆっくりできるスケジュールを組むことをお勧めします。

旅先ではあれもこれも見たくなりますが、予定を詰め込むと無意識に体に無理がかかるので、

お腹の赤ちゃんのことを最優先に、ゆっくり過ごしながらストレスを発散できるプランを考えました。

まとめ

妊娠中の旅行について筆者の体験をもとに気を付けるべきポイントを紹介しました。

  • 旅行のタイミングは妊娠中期にする
  • 旅行先は医療機関へのアクセスを考慮する
  • 妊娠経過に不安がある場合は必ず医師に旅行可否を確認する
  • 飛行機で移動する際には航空会社へ事前に妊娠中であることを伝達する
  • 旅行中は予定を詰め込まない

とにかく無理のない旅行を心がけることをお勧めします。

筆者は妊娠中にゆったりと旅行できたことで仕事のストレスを発散し、リフレッシュできました。

1番大事なのは母子ともに健康に過ごすこと。

医師もマタ旅をお勧めしているというわけではありません。

リスクを伴うことをしっかりと理解したうえで、自己責任で旅行しましょう。

少しでも充実したマタニティライフになることを願っています。

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