【2024年】妊娠~出産を経験してかかった費用を公開!(妊婦検診&無痛分娩)

妊娠・出産

「子供を欲しいと望んでいるけど、出産費用って高そう・・」「もらえるお金があるらしいけど、いくらもらえるんだろう?」と、出産にかかる費用は疑問がたくさん。

実際にいくら支払って、いくらもらえるのか、シミュレーションができれば出産に向けて資金計画が立てられますよね。

本記事では、2024年に無痛分娩で第一子を出産をした筆者の実体験に基づき、実際に出産にかかった費用を公開します。

住んでいる市町村や病院により費用は異なりますので、一例として読んでいただけると幸いです。

妊娠~出産にかかった費用の合計

まず1番気になるであろう、合計金額から公開します。

筆者が妊娠から無痛分娩までにかかった費用(病院に実際に支払った金額)は・・

189,250円 でした!

簡単な内訳は以下の通りです。

妊婦検診 (初診含む)16,640
分娩費用(無痛分娩)133,110 ※出産育児一時金50万円分差し引き後
スクリーニング検査+4Dエコー14,200
クアトロテスト(出生前診断)25,300

いかがでしょう?

筆者の場合は無痛分娩を選択し、さらにスクリーニング検査やクアトロテストは申し込み制だったので、
より安く費用を抑えることもできました。

もし普通分娩を選択していて、かつ任意の検査も受けていなければ、10万円を切っていたと思います。

保険適用外の妊婦検診や出産費用をここまで抑えられるのは国や自治体が助成をしてくれるから。

「でもやっぱり高い・・」と感じる方も、安心してください。

さらに自己負担を減らすために自治体からもらえるお金があるので、次の項目で紹介します。

妊娠~出産でもらえるお金

埼玉県在住の筆者がもらえたお金について紹介します。
自治体により細かなところが異なりますので、詳細はお住まいの自治体に確認ください。

  • 出産応援金:妊婦1人につき5万円

妊娠が分かり、役所で母子手帳を交付される際に申請しました。
妊娠した方は全員、現金で5万円が銀行口座に振り込まれます。

  • 子育て応援金:子ども1人につき5万円

出産後、助産師による新生児訪問の際に説明を受け、申請しました。
こちらも現金で5万円が銀行口座に振り込まれました。

  • 出産育児一時金:子ども1人につき50万円

出産育児一時金は出産後に申請しますが、「直接支払制度」というものがあり、保険組合から医療機関に直接支払ってもらうことも可能です。

筆者はこの制度を利用したため、保険組合が支払う50万円で不足した分の133,110円を退院時に支払ったということになります。
分娩費用が50万円を下回った場合には差額を支給されるので、さらに自己負担額を減らすことも可能です。

上記以外にも、児童手当(全員)や産休手当金・育休給付金(会社員のみ)などもありますが、
一時的なものではなく継続してもらえるお金なので、ここでは説明を割愛します。

また、医療費控除や高額療養費など、場合によっては戻ってくるお金もあります。
妊娠経過や分娩方法によって医療費が高額になると思われる場合は調べてみることをお勧めします。

妊婦検診中に払った費用

妊婦検診は保険適用外であり医療費の負担が大きくなるため、自治体より助成券が発行されます。

基本的には全14回分の妊婦検診の補助券となっており、無料券ではないのでご注意ください。

助成券1枚につき「〇円分」という記載になっているため、カバーしきれない分は自己負担となります。

また、初診は妊婦検診ではなく妊娠検査となるため、助成券の対象外となります。
初診の検査で妊娠が確定した後、役所で助成券を付与されるという流れです。

筆者は37週0日で出産となったため、14回の助成券のうち、10回分を使用しました。

初診を含め、以下の金額を病院に支払いました。
(※何度か薬の処方をしてもらっているのでその金額も含まれています。)

初診(助成券なし・保険適用外)6320円
妊婦検診①1800円
妊婦検診②0円
妊婦検診③0円
妊婦検診④620円
妊婦検診⑤0円
妊婦検診⑥0円
妊婦検診⑦2000円
妊婦検診⑧2300円
妊婦検診⑨1800円
妊婦検診⑩1800円
合計16640円

上記の通り、妊娠後期になると金額が上がっていました。
モニター検査などが増える影響かもしれません。

妊婦検診の金額は病院により異なります。

筆者の場合は0円で済むことも何度かあり、あまり大きな負担にはならなかった印象ですが、
病院によっては高額になることもあるようなので、産院選びの際に調べてみるとよいかと思います。

無痛分娩にかかった費用

筆者の場合、無痛分娩にかかった費用は合計633,110円となり、

出産育児一時金の50万円が保険組合から直接病院に支払われたため、

自己負担額は133,110円となりました。

そして筆者の通っていた病院では、妊娠15週頃までに130,000円を内金で支払う必要がありました。

つまり、退院時に支払った金額は3110円でした。

支払うタイミングも病院により異なると思いますのでご注意ください。

ちなみに、無痛分娩は普通分娩より8万円ほど高かったです。

筆者の分娩先である病院は全部屋個室、料理のクオリティも高く、ホテルのような部屋で入院生活を送ることができたので、

その割には入院料は安かったという印象でした(比較対象がないのであくまで感覚ですが)。

何度も述べますが病院により金額は大きく異なる場合がありますので、
入院先の分娩費用がどうなっているか、ご自身で調べてみることをお勧めします。

その他検査費用(出生前診断(クアトロテスト)・スクリーニング検査)

妊婦検診のほかに、筆者は「出生前診断(クアトロテスト)」と、「スクリーニング検査(+4Dエコー)」を受けました。

これらは任意の検査となります。

クアトロテストは妊娠15週頃に受ける出生前診断であり、25,300円かかりました。

クアトロテストについては詳しく以下の記事で説明していますので、気になる方は合わせてお読みください。

スクリーニング検査(胎児の詳細な検査)は筆者が通う病院では4Dエコーとセットになっており、妊娠20週頃と30週頃の2回受けました(2回セットでした)。

スクリーニング検査+4Dエコーは2回で14,200円かかりましたが、
2回目では赤ちゃんの顔が隠れており4Dエコーが撮れなかったため、スクリーニング検査のみの費用となりました。

それぞれ安い検査ではありませんので、どんな検査なのかよく調べたうえで検討することをお勧めします。

まとめ

妊娠~出産までにかかった費用を公開しましたが、いかがだったでしょうか?

筆者の場合は無痛分娩を選択したことで安く済んだとはいえませんが、

それでも自治体の助成は年々充実してきているので、

もらえるお金も考慮すると、思ったよりも安く済んだなという印象でした。

赤ちゃんを迎えるうえで揃える物も多いので、なるべく出産費用は抑えたいところですよね・・。

お金の心配をしなくても子どもを産める世の中になればいい、と強く思います。

資金計画をしっかりとしたうえで、少しでも不安を解消しながら出産に臨めることを願っています。

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