初節句で兜はいらない?我が家が五月人形を買わなかった理由

子育て

男の子の初節句で兜を買うべきかどうか・・悩んでいますか?

調べてみるとなかなか高価で簡単に買えるものではないし、買わなくても問題ないのかな?と、初めてのことでよく分からないですよね。

我が家は第一子が男の子だったのですが、悩んだ末に「兜は買わない」という結論に至りました

本記事では、我が家で五月人形を買わなかった理由、友達に聞き込みをした内容、初節句にどのようにお祝いしたか、などを説明します。

リアルな声をぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。

我が家がお宮参り&お食い初めを同時に3時間で済ませた時のお話はこちら⇩

五月人形(兜や鯉のぼりなど)を持っていない人の割合

2015年にベネッセが約1400人を対象に行った調査によると、高校生以下の男の子がいる家庭で五月人形(兜や鯉のぼりなど)を持っていない家庭の割合は32.3%であることが分かりました。

約3分の1の家庭で五月人形を所有していない、ということになりますね。

また、この調査は2015年の調査であり、高校生までの男の子を対象としているので、現在生まれたばかりの子とは10年~25年ほどの差があると分かります。

近年の物価高や習慣の変化を考慮すれば、五月人形を所有していない家庭はさらに増えているのではないかと予測できます。

五月人形を持っていないことは珍しいことではないことが分かりますね。

初節句で五月人形を買うメリット・デメリット

五月人形を買う派・買わない派はメリット・デメリットをどのように考えているのでしょうか。

五月人形を買う主なメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

  • 日本の伝統に触れられる
  • イベントへの特別感が高まり家族で楽しめる
  • 豪華な五月人形と一緒に華やかな写真を撮ることができる
  • 子供のすこやかな成長を願う思いを形に残すことができる

デメリット

  • 高価なものが多い(五月人形の相場は5万円~30万円)
  • 飾るのにも収納するにもスペースが必要(コンパクトなものでも幅30~40cm)
  • 準備や片付けに手間がかかる
  • 部屋の雰囲気になじまない

これらのメリット・デメリットと各家庭の事情を考慮し、買う派・買わない派が分かれるようですね。

特に価格の面で、多くの五月人形が10万円を超えるので簡単な決断ができないことは理解できます。

しかし最近では5万円以下の比較的安価でコンパクトな五月人形もよく見られるようになりました。
デザインも現代の家庭になじむオシャレな物が増えており、人気があります。

我が家が初節句の兜を買わなかった理由

さて、我が家は長男の初節句の際に兜を購入するかどうか迷った結果、「買わない」という決断に至りました。

いろいろ調べ、結構悩みました。。その経緯を説明します。

両家祖父母から初節句についての連絡が・・・

3月頃、両家の祖父母からそれぞれ電話があり、「そろそろ初節句だね。お祝いはどうするの?兜は?」と・・・。

正直、私も夫も初節句についてよく分かっていなかったので焦りました(笑)

え、初節句って・・?何かしなきゃいけないの・・?という状態です(笑)

ネットで調べてみると、「兜などの五月人形は一般的に祖父母が購入し、お礼として食事会を開催して両家を招く」と・・。

すごく正直なところ、「めんどくさい・・・」と思ってしまったズボラな筆者です。。

でも両家の祖父母から連絡があったし、何かしらは祖父母を巻き込んでやらなきゃいけないのかな・・と、初節句について考え始めました。

男の子の初節句について、友達に調査!

本当に兜って祖父母から買ってもらわないといけないの?そして食事会も開くのが当たり前なの?

と、ネットではそのような伝統を重んじるようなパターンばかり出てくるので、近い友達に聞いてみよう!と思い調査してみました。

男の子を持つ4人の友達に、「初節句ってどうした?」と連絡してみた結果が以下です!

ケース①:夫側の実家からお下がりの兜をもらって自宅で写真撮影。両家との食事会などの開催なし。
ケース②:自分たちで五月人形を購入。両家との食事会などの開催なし。
ケース③:自分たちで五月人形を購入。両家との食事会などの開催なし。
ケース④:夫側の祖父母が五月人形を購入。両家と簡単な食事会を開催。

ズボラな筆者の友達なので(類は友を呼ぶ・・)傾向に偏りはあるかもしれませんが、一般的に言われているようなことは意外とやっていないんだ!と安心しました。

やっぱりネットより生の声が参考になりますね!

初節句の兜は「いらない」という結論に

友達への調査や両家の親との相談も踏まえて、我が家は「兜はいらない!」という決断をしました。

やはり高価なことと、飾ったり収納したりするスペースが取られることがネックで、「無理して買う必要もないね」と夫と話しました。

両家の親と話してみると、「お祝いしたい気持ちはあるけど好みとかあるだろうから、自分たちがやりたいようにやるのが良いよ。」と言ってくれたので、ありがたく気持ちだけ受け取ることにしました。

両家の親は特にお祝いの会をしたい、というわけでもなさそうだったので、お祝いの会の開催もなしにしました。

両家の親の本心は分かりませんが、あくまで子供の親である私たちの決断に委ねてくれたので良かったです。

初節句の兜を買う代わりに我が家がしたこと

兜は買わないと決めた我が家でしたが、せっかくの初節句に何もやらないというのも寂しいなと思ったので、
自分たちなりにお祝いすることにしました。

「お金は最小限に、でも記念になるようなことをしてお祝いを楽しみたい」という気持ちでいくつかのプランを考えたので、ぜひ参考にしてみてください!

フォトスタジオで立派な五月人形と一緒に写真撮影

これが我が家の初節句のメインイベント!
我が家は子供が生まれてから何度かスタジオアリスにお世話になっています。

スタジオアリスでは豪華な3段の五月人形のセットや、大きな鯉のぼりのセットもあります。
「自宅に豪華な飾りがなくても一緒に写真が撮れれば十分じゃん!」という考えだったので、初節句らしい豪華なセットと撮影できてとても良かったです。

節句用のクーポンで、5500円(税込み)で衣装付きの撮影ができ、写真はフォトフレーム付きでもらえます
さらに別のクーポンを使えばもう1ショットフレームに入れてもらえるということだったので、5500円で2ショット分の購入ができました。
そして足形の鯉のぼりアートを作成してくれて一緒に写真を撮り、鯉のぼりアートは追加料金なしで持ち帰ることができました。
これらすべて込みで5500円なら高くないかな!という印象です。

ただ、撮影自体はたくさんして、衣装も何着も着替えることができるので、人によっては2ショットに収まらず追加してしまうでしょう・・。そうなると簡単に高額になってしまいます(笑)

我が家もたくさん写真は撮ってもらいましたが2ショットだけ!と固く心に決めて2ショット分のみ購入しました。

スタジオアリス以外にも初節句の記念写真を撮れるスタジオはたくさんあります。
STUDIO MARLMARLなら大手スタジオとは異なる非日常空間でおしゃれな仕上がりの写真を撮ることができるでしょう。

祖母手作りの鯉のぼり刺繍を飾って自宅でも記念撮影

初孫の初節句ということで、祖母がオリジナルの鯉のぼり刺繍を作ってプレゼントしてくれました。
フレームに入った刺繍は飾るのに広いスペースが必要ありませんし、手作りというのが思い出になりますね。
自分で高価な五月人形を買うよりも私はこういう飾りでお祝いする方が好きです。

名前入りの刺繍は購入することも可能です。飾る幅も取らずオススメです!

せっかくなので鯉のぼり刺繍と一緒に自宅でも撮影しよう!ということで、友達からもらったお下がりの袴を着て記念撮影できました。
スタジオだけでなく自宅でも特別な撮影をするとお祝いっぽくて良いですね。

両家食事会はせず、親はお寿司を食べてお祝い

両家の食事会はお互い気を遣って疲れるだろうと思い、開催なしにしました。

その代わりにお寿司を買って、自宅で小さく夫婦でお祝いしました。

お祝いを口実に美味しいものを食べれるのは嬉しいですよね(笑)

まだまだ慣れない育児奮闘中のママパパも好きなものを食べて楽しみましょう!

美味しいものを食べながら子供の話をして、子供の健やかな成長を願えば良い初節句になりますね。

まとめ~初節句の祝い方はそれぞれ!

初節句に五月人形を購入すべきかどうか迷いましたが、我が家は購入せず、代わりにスタジオでの写真撮影や自宅での小さなお祝いを楽しみました。

五月人形はデメリットもありますが、子供の成長の記念となります。

各家庭の状況や考え方に合わせて、自分たちが良いと思える祝い方をすれば問題なし!

祖父母の意見もほどほどに尊重しながら、最終的には夫婦で話し合って決めましょう。

素敵な初節句となりますように、本記事が少しでも参考になれば幸いです。

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