もしかしたら妊娠したかもしれない・・!と思ったらまず何をすべき?
「すぐに病院へ行く?」
「自治体への届け出が必要?」など、
筆者の初めての妊娠時の体験談も踏まえて、母子手帳をもらうまでの流れをまとめてみました。
妊娠検査薬を購入し、自分で検査する
1番最初にすべきことは、妊娠検査薬を使用して自分で検査することです。
妊娠検査薬は薬局で簡単に購入できます。
筆者が購入したものは2回分入って500円程度でした。
ただし気を付けるべきは検査のタイミング。
購入した検査薬には以下の記載がありました。
・生理予定日の約1週間後から検査可能
つまり週数でいうと妊娠5週以降にあたります。
適切なタイミングで検査をしないと、陰性が出て「妊娠していない」と勘違いしてしまうこともあるので気を付けましょう。
筆者は生理が遅れることがなかなかないため3日ほど遅れたタイミングで「これは・・」と思いましたが、検査薬を使用するまでは少し待ち、生理予定日から1週間経過してから検査しました。
通院する病院を探す
実は検査薬で陽性が出ても「妊娠確定」とは言えません。
胎児の心拍が確認できて初めて妊娠が確定するのです。
そのため、次にすべきことは受診する病院探し。
里帰り出産を考えている場合を除き、分娩までお世話になることを前提に探しましょう。
筆者の場合は無痛分娩を希望していたのでその時点で対応できる病院が絞られました。
数は多くないと想定していましたが、運よく自宅から徒歩5分の場所にある大きな産院が無痛分娩に対応していると分かりました。
口コミなども確認し、大きな問題もなさそうだったのでその病院にすぐに決まりました。
何を優先するかは個人差があるので、ご家族などとも相談しながら病院を決めましょう。
「NICU(新生児集中治療室)のある総合病院が安心だけど、通うには遠いな・・」
「すごく評判の良いところがあるけど、受け入れ数が限られてるし緊急時は不安だな・・」
など、悩むポイントは意外と多いです。
少しでも安心して通うことができる病院を見つけられるよう、下調べはしっかりしましょう。
病院を受診する
病院が決まったらいよいよ受診ですが、ここでもタイミングが重要。
病院を受診するタイミングが早すぎると心拍が確認できず、もう1度受診が必要になるケースもあります。
推奨されているのは妊娠5週後半以降。
筆者は妊娠6週前半のタイミングで病院を受診し、無事に心拍が確認できました。
心拍音を聞いたときはなんだか感慨深く、うるっとしてしまいました。。
検査では子宮の状態も確認します。
筆者は子宮筋腫があるのですが「産道からずれているから出産は問題ないよ。ただ激しい運動、自転車、性行為は控えてね」と医師に言われました。
このように注意事項も伝えられるので医師の話はしっかりと聞きましょう。
ここからの流れは病院により異なるかもしれませんが、筆者が通う病院ではこの段階で出産予定日も伝えられました。
最後の生理開始日から予定日が算出され、ここで伝えられた出産予定日がこの後の諸々の手続きにも必要になります。
そして予定日までのカレンダー、母親学級の案内、様々な検査の案内などの用紙が渡され、
「次の受診は4週間後を目安に来てね。そのときまでに母子手帳をもらってきてください」と説明されました。
これで診察は終了。初めての妊娠でドキドキしましたが、大きな病院ということもあり医師も淡々としていて、あっけなく終わったな・・という印象でした(笑)
役所に妊娠届を提出する
母子手帳をもらうためには住んでいる自治体に妊娠届出書を提出する必要があります。
妊娠届の申請書類などの情報は各自治体のホームページを確認しましょう。
筆者の住んでいる自治体では電子申請ができたため、ネット上で妊娠届を提出しました。
産院名や出産予定日、届出時点の週数などを記入します。
電子申請の場合は、母子手帳交付のために後日窓口へ行き、本人確認書類の提示が必要でした。
母子手帳をもらう
妊娠届を提出したら、いよいよ母子手帳が交付されます。
母子手帳交付の際には、専門職との面談が実施されます。
現在の体調に加え仕事や家庭の状況、出産した場合の周囲サポート体制など、困りごとがないかを確認されるような面談でした。
各自治体さまざまなサポート体制を用意していると思うので、困りごとがあればぜひ面談の機会に相談してみてください。
ちなみに、母子手帳は各自治体ごとにデザインが異なるのでどんな母子手帳なのか楽しみにしてみてください♪
母子手帳交付の際には妊婦健康診査助成券等も受け取ります。
次回以降の健診の際には助成券を出すことで健診代がある程度カバーされます。とてもありがたいですね。
病院によって健診代も異なるため、どの程度カバーされるかは病院によって異なります。
また、助成券の中には歯科健診の無料券も2回分(妊娠中・産後)含まれていました。
妊娠中は歯のトラブルが起きやすいようで、虫歯などによる早産のリスクもあるとのことです・・!
その他にも、マタニティマークや自治体が実施する母親学級の案内、様々な子育て支援情報の資料を受け取りました。
そしてそして、令和5年1月から始まったという「出産応援金」の案内があり、電子申請により5万円の応援金がもらえるとのこと・・!(ちなみに、出産後にも5万円受け取れる)
この存在を知らなかった筆者は嬉しいサプライズでした。。。
詳しくは厚生労働省による以下の概要を確認してみてください。
出産・子育て応援交付金の実施・運用方法(案) (mhlw.go.jp)
まとめ
妊娠したかも?と思ったら、
①妊娠検査薬で調べる
②陽性が出たら受診する病院を探す
③病院を受診し心拍を確認する
④妊娠届を自治体へ提出し、母子手帳を交付してもら
まずはこのステップを踏みましょう。
やるべきことは多いですが、母子手帳が無事に交付されればしばらくは健診を重ねるのみです。
つわりがかなり重症化する人もいるので、なるべく早めに手続きは済ませてしまうと安心。
初めての妊娠は戸惑いも多いですが、すべて新鮮でワクワクするものです。
我が子に会える日を夢見ながら、体調に気を付けて過ごしましょうね。